院長コラム

2020.01.06

明けましておめでとうございます。令和になって初めてのお正月ですが、皆さまにとって良い一年になることを祈念しております。

今年、当院は5年目になりますが、お陰さまで徐々に肛門疾患の専門クリニックとしても認識されるようになりました。内痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)等の手術を日帰りで行い、合計で500件近くの手術を行うようになりました。肛門疾患と言うと恥ずかしさが先に立ち、なかなか受診するにも勇気が必要なことと思いますが、毎日直面する問題でもあるので、なるべく放って置かないようにしてください。実際に診察してみると痔ではなかったり、手術までは必要ない状態であることが分かったりする場合も多いです。もし、手術する必要があると分かれば、手術をすることで今まで困ってきた問題が解決出来ることもあります。当院ではデジタル肛門橋を用いて診察しますので、病変を拡大視し、患者さんとともに状態を客観的に確認できます。そのため、治療方針についても納得して選択できることが当クリニックの特徴です。冬に痔が悪化することはよくあるので、まずは相談してください。