院長コラム

2017.01.25

花粉症について

先日当クリニックも開業2年目を迎えましたが、今までで患者様によく言われたことがあります。それは「消化器内科だから風邪とか高血圧は診てもらえませんか?」というものです。当クリニックは内視鏡検査を主とした消化器内科を得意としていますが、「普通の風邪」も診ますし、「高血圧」「糖尿病」といった生活習慣病も対応しています。色々なご相談に対応できる「かかりつけ医」を目指していますので、お困りのことがあれば声をかけていただければと思います。

この頃はインフルエンザに代表されるウイルス性疾患が流行しており、鼻水やのどの違和感でお困りの方は「風邪かな?」と思われることでしょう。もちろん、今はそうであることが多いのですが、もうすぐもう1つの「困った相手」が出現します。そう、花粉です。今年の花粉の飛散量は東京では昨年よりもやや多く、埼玉・群馬・栃木では昨年より少ないと予想されています。私も花粉症なので今からびくびくしています。飛散開始時期は例年通りと言われていますが、1~2月の気温も影響しており、この時期の気温が高いと時期が早まると言われています。去年までは花粉症じゃなかったのに今年から突然発症することもありますから、風邪と思い込まないようにしてください。1週間以上水っぱなが続く場合は、花粉症の可能性が高いので、悩ましいときは相談してください。軽症の場合はマスクだけでも対応できることもありますが、薬がよく効く疾患ですし、内服だけでなく点鼻薬や点眼薬もありますので、それぞれの症状に合わせた処方が可能です。

2017.01.04

新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

皆様にとって良き一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。



当クリニックも開院してから2回目のお正月を迎えました。昨年の正月はこれから1年どうなるのか不安ばかりでしたが、終わってみると、少しずつ地域の皆様に当クリニックを知っていただくことができたように思います。内視鏡検査も白岡市や久喜市だけでなく、宮代町、杉戸町、幸手市、加須市や蓮田市、さいたま市などからも来ていただけました。群馬や東京からわざわざ来ていただいた方もいらっしゃいました。これは、皆さまが少しでも苦痛を少なく検査を受けたいということのあらわれだと思います。今後も少しでも楽に検査を受けられることで、次回の検査に対する気持ちのハードルが下げられるようにできたら、と考えております。

また、皆さまからいただいた質問の中でも多かったのが、「風邪も診てもらえますか?」や「高血圧や糖尿病も診てもらえますか?」といったものでした。もしかしたら当クリニックの「消化器内科」という名前が消化器しか受け付けないという印象を与えているのかもしれません。当クリニックでは確かに消化器を専門としておりますが、常に目指しているのは皆さまのかかりつけ医です。風邪やインフルエンザももちろんのこと、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の管理もご相談いただければと思います。「こんなことを聞いても大丈夫かな・・・」といったことでも、尋ねていただければ、できる限りお答えするつもりです。もちろん、当クリニックで対応できない場合は、他院への紹介なども致します。

今年も皆さまの健康に貢献できるよう、スタッフともどもさらに頑張ってまいりたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。

2016.12.26

年末のご挨拶

寒さがますます厳しくなってきましたが皆様の体調はいかがでしょうか?インフルエンザやノロなどウイルス感染が猛威を振るっています。これらの感染対策にはなんといっても手洗いとうがいです。外出後や食事の前には必ず手洗い・うがいを行いましょう。

さて、12月3日は当クリニックの誕生日でした。皆様やスタッフのおかげで、何とか大過なくこの1年を送ることができました。本当にありがとうございました。私にすればあっという間の一年でしたが、 先日「病院まちねっと」から取材を受けました際に開業時に自分が思ったことなどを思い起こす機会がありました。今後とも初心を忘れずに、皆様に信頼されるクリニックに慣れるよう頑張っていきたいと思います。もし、お時間があれば下のサイトに立ち寄ってみてください。トップページのバナーからも見ることができます。



http://www.byoin-machi.net/saitama/2/b22/11246/091501.html



当クリニックは12/29(木)の午前中まで診療を行っておりますが、先に皆様にはご挨拶をさせていただきます。今年一年お世話になりありがとうございました。皆様が良いお年を迎えられますようにお祈りいたします。

新年はは1/5(木)から通常診療を行います。来年もよろしくお願いいたします。

2016.11.15

肥満について

駐車場の変更に伴い、皆様にはご迷惑をおかけしているかも知れません。何か気がつくことがあれば当院スタッフもしくは隣の薬局のスタッフにお声かけください。ところで、車は大変便利なものですが、それに頼り過ぎるのはよくありません。皆さんも分かってはいるとは思いますが、寒くなって来たこともあり、ついつい近場でも車を利用してしまうこともあるこもしれません。健康診断の結果からも歩くように指導されていたのに・・・と言う感じでしょうか?しかしながら、歩行は肥満対策にもとても有効です。

先日、アメリカで発表された研究結果に、BMI高値、腹囲の増加、および2型糖尿病が肝臓癌リスクの上昇と関連する、というものがありました。解析の結果、BMIが5kg/m2上昇するごとの肝臓癌リスクは男性で38%、女性で25%上昇し、腹囲が5cm増加するごとに8%上昇したとのことです。簡単に言うと太れば太るほど肝臓癌のリスクが上昇すると言うものです。また、2型糖尿病を持つ患者さんは肝臓癌リスクが2.61倍高かったそうです。

肝臓癌の最大の原因であるB型肝炎やC型肝炎が薬で治せるようになってきていることを考えると、結局は肥満が肝臓癌の最大のリスク要因になっていくのかもしれません。

寒さにも負けずウオーキングを続けている方も多いと思いますが、朝の寒い時間に外に出る際は保温に気をつけてください。

2016.11.01

大腸がんの予防について

先日のNHKの「ガッテン!」という番組で大腸がんの特集をしていました。結論から言うと、大腸ポリープを切除することで大腸がんは予防できるということでした。この意見には私も大いに賛成です。大腸がんは予防ができるがんだと考えていますし、実際にアメリカでも大腸内視鏡を行うことで大腸がんが激減しているという事実もあります。そのアメリカで大腸内視鏡検査を受けたくない理由が出ている記事をみかけました。



それは、

1.検査がつらいと聞いている

2.癌の家族歴がなければリスクは低く、 検診を受ける必要がないと思っている

3.検診が必要なのは、症状がある人だけだと思っている

4.検査費用が心配

5.検診のために仕事を休まなければならない、自宅から離れた施設に行かなければならない

というものでした。



概して日本ではアメリカに比べ検査の費用も高くありませんし、便潜血で陽性ならば保険で大腸内視鏡検査を受けることができます。また、当院では最新の機器を使うことで患者さんの体の負担を減らしたり、不安の強い方や以前検査を受けたときに痛みが強かった方には鎮静剤を用いての検査も行っていますので、「つらくない検査」を受けられると考えています。また、ポリープがあった際もその場で切除し日帰りできることがほとんどですので費用的な負担も少ないかと思います。「検査を受けた方がよいことは分かっているけれど・・・」と悩んでいるという方は一度ご相談ください。

2016.10.20

ウイルスについて

少し前まではあまり秋を感じさせない気候でしたが、このところ急に気温が下がり、急に冬が近づいていることを実感させられるようになりました。気温が下がってくると、活発になるのがウイルスです。今年は小児の肺炎の原因にもなるRSウイルスが例年以上に流行していることがニュースになっていますが、そうなるとインフルエンザウイルスの流行も心配になります。

インフルエンザワクチンを打っても免疫がつくのは2週間はかかるので、流行期の前に予防接種を受けることをお勧めします。また、消化器でいうとノロウイルスの感染も心配になる季節です。とても感染力の強いウイルスですが、しっかりと手洗い・うがいをすることで十分に予防できるようになります。

どのウイルスに対しても、手洗い・うがいが一番有効な予防対策であることには間違いありません。

2016.10.12

ノーベル医学・生理学賞について

今年のノーベル医学・生理学賞は東京工業大学栄誉教授である大隅良典先生が受賞されました。その研究内容は「オートファジー」についてということですが、恥ずかしながら、私自身不勉強でオートファジーのことは良く知りませんでした。

オートファジーは「細胞が持つ、自らの一部を分解して再利用するシステム」のことだそうです。この研究が注目されているのは、現在有効な治療がない疾患に対しての新しい切り口になるかもしれないということからです。そのひとつに「NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)」があります。脂肪の摂り過ぎによって、オートファジーを抑制するタンパク質が肝臓で増えると脂肪肝が悪化することが分かり、このたんぱく質の増加を抑える薬剤が開発されれば、非アルコール性脂肪肝(NASH)や肝癌の発症を抑えられるのではないかという発表もありました。

残念ながら、この薬剤が使えるようになるまではまだまだ時間がかかると思いますので、今年のドックなどで脂肪肝が指摘された方は、まずは減量に努めましょう。超音波検査や血液検査で脂肪肝やNASHの進行を調べることもできますので、心配な方はご相談ください。

2016.10.03

無料駐車場・インフルエンザの予防について

10月1日から新たに、すぐ近くにあるリパークを無料で利用できることになりました。今までの駐車場より近くなりましたし、何より分かりやすいと思います。これからの季節、日がどんどん短くなることを考えると、より近くて明るい駐車場は高齢の患者さんにも安心感を与えられるのでは、と考えております。

また、これからの季節と言えば、インフルエンザが流行する季節でもあります。手洗い・うがいに勝る予防策はありませんが、予防接種も有効です。当院は去年はチメロサールフリー(水銀化合物抜き)のワクチンを注射し ていましたが、今年はそのワクチンがほとんど流通しません。その為、チメロサール入りのものを使わざるを得ないことをご理解ください。今年も当院では自費扱いの予防摂取のみ行います。市の助成は使用できませんのでご注意ください。3歳以上13歳未満の方は2回接種、13歳以上の方は1回接種が基本ですが、受験生の方のようにどうしてもインフルエンザにかかりたくない方には2回接種することも可能です。また、持病のある方、免疫力の低下している高齢の方には2回接種の方が効果が高いとも言われています。ご不明な点があればご相談ください。

2016.09.04

便潜血について

現在では大腸がん検診として最も利用されているのが便潜血検査です。「精密検査が必要です」という結果を見て驚いたり心配する方も多いと思います。目で見ても分かるような血液が混じっていたらご本人も気づくことが多いでしょうから、ほとんどの方は「何の症状もないのに?」とか「たぶん痔のせいだろう」と思われることと思います。そのため、その結果をほうっておいて精密検査を受けない方もいらっしゃいます。実際、潜血陽性でも6割くらいの方しか医療機関を受診しないという報告もあります。しかしながら、それでは検診を受けた意味がありません。私はこれを機に絶対に大腸内視鏡検査を受けたほうが良いと思います。1つには、便潜血陽性の方の約5%に大腸がんの方が存在するということです。早期発見すれば場合により内視鏡で治療することも可能です。もう1つは、大腸ポリープの存在です。30-50%の方は大腸ポリープを持っているといわれ、その中には将来的に大腸がんになる可能性のあるポリープもあります。そのためアメリカでも積極的に大腸ポリープ切除を行っています。

当院では切除可能な大腸ポリープを発見した際には同時に切除し、入院の必要もありません。初めてで検査に対する不安の強い方、以前内視鏡検査でつらい思いをされた方には鎮静剤を用いた検査も行っております。ぜひご相談ください。また、痔からの出血とお考えの方には、痔の診断や治療方法に関しての相談も受けております。大腸に何か病気があるかもと悩むよりは、検査を受けることが皆様にとってもっとも良い結果につながると思います。不安な方はぜひ一度ご相談ください。

2016.08.17

産業医の研修に行って参りました。

まだまだ暑い日が続きますが、皆様の体調はいかがでしょうか?私事ではありますが、先週からクリニックを休診にして産業医の研修に行って参りました。改めて勉強しなおしてみて感じたのは、予防の大事さです。禁煙をはじめとした、日常生活の見直しで色々な病気が未然に防げますし、何より、食事療法・運動療法には副作用がありません。毎日の努力が未来の健康な自分につながると考えて、できることを少しでいいからやってみましょう。何をやっていいかわからない方は、ぜひご相談ください。



また、この季節は夏の疲れも出てくる頃です。まだまだ熱中症に気をつけるのはもちろんのこと、食欲が落ちたり、体の疲れが抜けない方は相談してください。そういう時には漢方薬という手もあります。



それでも、やっぱり休養が一番です!!

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